だから、ダメじゃないってば。
19の小娘とでぇと。「聞きたいことがある」とか言うから、過去の悪行の数々を責められたりするのか、はたまた「つきあってくれ」とか告白される(最近は告る、というらしい)のかとどきどきワクワク考えたりしたが、音信不通だったここ数年のことを聞かれた程度で。
逆に、彼女の話も色々聞いたが、「ほぇ〜、いろんな経験積んでるんだね」と感心してしまうようなことばかり。しんどいこと、つらいこともあったみたいけど、それなりに乗り越えて、今はきちんとやって行こうという姿勢は痛い程わかる。
オトナの立場からすれば、すごく遠回りをしてたり、危ない道を通ってきたりしてる。もし、そのときに相談されてたら、「何いうてんねん、あほ」と一喝していたと思う。でも、彼女なりに考え、決断し、失敗だと気づいたときには自分でケツを拭き、また自分で考えてやり直してきた。
言ってることはめちゃくちゃだし、自分の考えもきちんと言葉に出来ていないところは3年前と変わってないけど、着実に成長してた。
でも、的確なアドバイスができる相談相手、彼氏なり、友達なりがそばにいれば、もっと違った、楽な生き方してただろうな。
と思うのは、オトナの勝手な理論なんだろう。楽な生き方がいい生き方とは限らない。