ミニコンサート

レイクサイドウインドオーケストラの練習場所である、大津勤労青少年ホームの文化祭の一環として。
今回は、いろいろ実験的なことをやってみた。

毎年、大会議室で演奏していたので、照明は生明かり。一時期、開館備品のスポット(フォローピンスポではなく)をお借りして、全体を明るく照らしたことはあったけど、配置がうまくできずに、指揮がまったく見えない、というクレーム多発。今回は、いろいろ小技を研究してみた。

【スタンド】

さて、このスタンドですが、高さが3.5m、トラス幅が3m、耐荷重量150kgという優れもの。事前にサウンドハウスさんに問い合わせて、「延長は1本までで、4.5mまで可能です」との回答をいただいていました。でも、何しろ吹奏楽、セッティングすると幅10mにもなっちゃうので、どうせたいしたものは釣らないので、2本延長しちゃえ、ってことで、延長トラスを2本購入。
ところが商品が届いてみると、この延長トラス、1.5mものが2本入りなんですね、不思議なことに。ってことは、
 基本セット1.5m×2本 + 延長1.5m×2本 + 延長1.5m×2本 = 9m!
危険は伴うかもと思いつつ、とりあえず現場で9mをセッティングして、様子を見ることにした。
組立ててみて、こまったことは、ジョイントパーツが足りない、ということ。上下2本のパイプを延長しなくてはいけないので、延長セットにはジョイントパーツが4セット必要なはずなのに、2セットずつしか入っていない。仕方がないので、適当に誤摩化して接続(詳細割愛)。なんとか高さ3.5m、幅9mのトラスが完成。

【照明コントローラ】

DMXとかではなく、単純にon-offのみのコントロール。コントローラとパワーパックの間はD-bub9ピンケーブルで接続。トラス上にパワーパクを固定してみました。on-off時のリレーが動作する音が気になるかと心配しましたが、それほどでもなくて安心。

【ライト】

こんな感じのハロゲン作業灯を、ディオワールドで8灯購入(ひとつ1000円程度)。これにPAR用のカラージェルを無理矢理装着。さらには脇野板金さんに無理を行ってお願いしたバーンドア(ってか、タダの枠)をつけて、照射角を絞ってみた。

これらをまとめてセットして見たわけですが、結局、トラスは9mにすると明らかに強度不足。ハロゲン灯だけならまだしも、ここにプロジェクタをワイヤーで釣ったりしたもんだから、トラスがすこしたわんで(ねじれ)しまったり。

点灯してみたところ、明らかに光量不足。ちなみにハコサイズは15m×20mほど。ステージにあたる部分は15m×5mほど。自宅で、ジェルシートなしの時は明るすぎたんだけどなぁ。って、色付けちゃえば暗くなるのは当然、か…。
来年は、あと4灯程ふやして、パワーパックも追加するかな…。
ちなみに、カラージェルはとけちゃいました。

【音響】
MC用にSM58を2本、Saxのソロ用にBeta57を1本。ProMix01に、ラムサのパワーアンプ、スピーカLRに1本ずつ。BGMにiPod。特に問題なし、かな。
上記のトラスに、オモリがわりにフライングしようと思ってたんだけど、しなくてよかった…。

【映像】

春の使い回し。ただし、一部文言修正。前日夜中に30分程かけてレンダリング。ポン出しはMotionDiveで。

  • 主よ、人の望みの喜びよ

アルフレッド・リードの編曲。リードの写真と、思い出のメッセージをあわせて。Keynoteで、MCにあわせて。

  • 風になりたい

Keynoteでカラオケ状態に(歌詞を映し出して、とかやると、JA5RAC的にマズいのかな?)。ラストは曲のエンディング(2小節)にあわせた超高速エンドロールで、出演者リストを。

【演出】
某所で手に入れた傘袋を膨らまし、マジックでメッセージ(演奏会の宣伝とか)を書いて、「風になりたい」で客席に飛ばす。受け取ったお客さんたち、結構喜んで振ったり叩いたりしてくれてました。
あとは、ロビーに、最近の活動の写真を展示。賞状とかプログラムとかも置けると良かったのかもね。来年の課題。