佐渡裕

 なんか、某所で「佐渡裕」を検索すると、しんドい日記が比較的上位に来るそうな。なので、佐渡さんの思い出なんぞを。
 そもそも佐渡さんを知ったのは、通称シバケンっていう指揮者つながり。シバケンからいろんな指揮のスタイルの話を聞いているときに、何度も佐渡さんの名前が出てきたのと、そのとき聞いた佐渡スタイルに興味を持ったのがそもそものきっかけ。その後、佐渡さんの本「僕はいかにして指揮者になったのか」を読んだり、ビデオ(タイトル忘れた…)をみたり、実際にオケを聞きに行ったりしてるうちに、棒だけでなく身体で伝える、ということをまねしてみよう、なんて思ってしまった。その後もしばらくは佐渡さんの影響を受け続けて、楽屋まで押し掛けて少しお話をさせてもらったり、佐渡さんが指揮するというので歌った事もない第九に参加したり、京芸の近くのラーメン屋「芳眠」で佐渡Specialのどんぶり見せてもらったり。
 第九のときにも、ほんのちょっと話をさせてもらって、「始めてなんですけど…」とか言うと、「好きに歌えばいい。楽しくできたらいい」みたいな事を言ってくださったのが印象的だった。クラシックという世界で勝負しながら、枠にハマらないって言う姿がかっこ良かった。
 ここ最近、CDを買うくらいしかしてないけど、オイラの音楽スタイルのどこかに、佐渡さんの影響を間違いなく受けてるはず。