歯が

青葉とかでなくて。
もともと歯並びが悪くて、普通に口を閉じていくと、モノが噛めない。
というのは、多くの人は、上下の奥歯が噛み合うんだけど、俺の場合は前歯が噛み合う。噛み合うとは言えんよな、当たる、と言う方が適切かも。それも、上前歯に段差があるので、上下の左前歯1本だけが噛み合ってる、という状況。
でもこれではモノが噛めないので、意図的且つ無意識のうちに下あごを前に出して(そう、アイ〜ン、の状態)にして食事してる。
でも、どうやら寝てる間はそこまで気がまわっていないらしい。
最近、朝起きると、例の「噛み合う前歯」がだるい。歯自体には神経はないと思われるので、正しくは、歯茎がだるい。
何しろ、本人は寝ているので全然判らないんだけど、きっとこれは、前歯1本で歯ぎしりをしているのではないか、と。
それがどうした、と思われるかもしれないが、実は大変なことなのだ。
多くの人の歯は、きれいに並んでいるので、ちょうどスクラムを組んでいるように、それぞれの歯がお互いを支えあってる(と思ってる)。でも俺の歯は、独立心が高いため、みんなバラバラに自立してる。ちょっと力を加えれば、簡単に折れてしまいそうな具合なのだ。
さらには、Tubaが追い打ちをかける。Tubaは、そのプレイヤーの人柄同様、聞いている人に対しては大変嫌死刑癒し系な楽器であるが、プレイヤに取っては、その体力ひいては寿命までをも奪いかねない非人道的楽器なのである。
って、結局はさ、常に口から低周波振動を楽器に与えつつ、自分自身の体も低周波の振動をしてるわけよ。上手な金管楽器プレイヤって、自分の体まで共鳴させてるらしいからね。マウスピースと接している口周りって、常に振動に晒されてる。
なので、最近楽器を吹くと、例の1本前歯が痛い。プレイヤ生命危うし。ただこの問題は、俺個人の問題ですむわけではなく、同時に2つのバンドの展開にもかかわるわけで(でっかいバンドはのぞく。一応)。そう考えると、放置プレイはダメですな。
では、ここでなぜ歯ぎしりをしてしまうのかを考察すると、気とそれもこれもダメ生活のせいではないかと。ということは、原因をたどると、ああなってこうなって…、ってことで、「風邪が服と桶谷が網借る」…いや、「風が吹くと桶屋が儲かる」ってわけですね。
おぃ桶屋、一人勝ちしてんじゃねぇ。