高校教諭の不祥事

高校教諭を懲戒処分びわ湖放送

ある女子高校の男性教諭が、部活動の合宿中に女子生徒の部屋で寝込むなど不適切な行為があったとして、教育委員会はこの教諭を懲戒処分としました。処分を受けたのは女子高校の男性教諭です。教育委員会によりますと、この男性教諭は○○部の顧問をしていましたが、数年前から部活動の遠征合宿中に度々、酒を飲んで酔った状態で部員を指導していたほか、部員の部屋に入って女子生徒にマッサージを強要したり、生徒の部屋で翌朝まで寝こんでしまうなど不適切な行為があったということです。教育委員会はきょう会見を開き、この男性教諭をきょう付けで減給10分の1・3ヶ月の懲戒処分としたほか、教諭の管理監督の責任者の立場にあった女子高校の校長を戒告処分にしたと発表しました。」
(学校等特定できないように一部手を加えています。この際、学校名は関係ない。)

全国的には報道されていないのかな?さて、いつものように、別の視点から見てみましょう。ただし、報道から勝手に想像したフィクションです。メディアの不十分さを言いたいだけですので、事実と違うからと言っておこらないで下さいね>関係者の皆様。
え〜、この手の話は、結局先生と生徒との信頼関係ができているか、が大事です。生徒に慕われ、信頼されている先生であれば、「先生。いつもありがとう♪」といって肩を揉んでくれる生徒もいるでしょう。合宿に激励に来た卒業生が「後輩にジュース差し入れ♪先生はビール買ってきたよ〜」なんてこともあるでしょう。部活のこと、進路のこと、生き方のこと、いろんなことを話するうちに、そのまま眠ってしまうこともあるでしょう。確かに、「それはまずいんじゃない?」と言えばそうかもしれませんが、生徒との信頼関係ができていれば問題ないですよ。
さて、本日付けの朝日新聞滋賀面に気になる部分が。
要点は

昨年7月に部員が学校に相談。9月に学校が教育委員会に報告。しかし教諭は顧問を継続し指導を続ける。今年6月、インターハイ予選で敗退後まで顧問を続投。今年9月に自宅謹慎後、現在教育委員会で研修中。
さらに、保護者会では「顧問を外すのは困る」と言う声、「マッサージは以前から行われていたことで、問題とは思っていない」「先生には早く帰ってきてほしい」という部員の声。

ここからは、めちゃ勝手な想像です。今回の報道を否定するものではなく、報道を材料に考えてみたことです。
この手の話って、「言うたモン勝ち」でしょ。騒ぎにできれば勝ち。この顧問のことを良く思わない人が、「こんなことがあるらしい。問題だ!」と騒げば、顧問の先生の立場は悪くなる。厳しい指導をされて逆ギレした生徒とか、指導方針に納得できない保護者とか、必要以上に上っ面ばかり気にする同僚とか。普段の立場は「顧問は絶対」かもしれないけど、やろうと思えば、いくらでも騒ぎは起こせる。
「今日は疲れた〜。誰か肩揉んでくれへん???」でも、訴えようによっては「強要」って主張することもできるしねぇ。合宿のときは「先生♪あたしが肩揉みしてあげる!」と言っていた生徒が、あとあと「顧問ムカツク!」となれば、「あのときも肩揉みさせられたし、酒飲んでたし、あたしらの部屋で寝てたし。これってセクハラ!」ってこともなるかもしれない。
相談を持ちかけた生徒とは全く逆の、「先生には早く帰ってきてほしい」という部員の声は、いったいどういうことなんですかね?新聞って、こういう部員の声は報道してくれないもんだと思っていたので、ちょっとびっくりです。
最後に、

学校に相談した部員は「進路を変更したい」という理由で最近自主退学したという。

なんでやめちゃうわけ?