鼻血

朝、顔を洗ってたら鼻血が出た。
ところで、鼻血は「鼻の血」だから「ハナヂ」なわけだ。
では、「地面」は「地の面」だから「ヂメン」ではないのか?
ヂメンを変換すると「痔面」になる。確かにそれはそれで重要なことだ。痔面が平らか膨らみがあるかで出痔や腫痔の可能性が出てくるのだから。しかし、今問題なのは痔ではなく地だ。
小学校のとき、先生から「血はちだから、鼻血はハナチ+テンテン=ハナヂと書きます」と教えてもらった。なるほどそうか、漢字の読みは奥深いものだと感心した。しかし、ヂメンはどうしてそんなに不遇な扱いを受けるのか?
いや、ここで新たな問題が発生した。先に私は「小学校のとき」と書いた。これも大きな問題である。私は小学校だったことはあっただろうか?多くの子どもたちを内包し、そこで教育活動を通じた人間育成を行う神聖なる場として存在しえたことがあっただろうか。否、あり得ない。私は小学生であり、小学校ではなかったのだ。しかし、「小学校のとき…」と書いた私の文章を読んで、あなたは違和感を感じなかっただろう。
では、「おなか減ったしマクド食べにいこう!」はどうだろう。この言葉に対し、「お前、マクド食べるんやな〜。絶対食べろよぉ〜。ハンバーガーじゃなくて、マクド食べろよ〜」とツッコンだ思い出をお持ちの賢明なる読者諸君には、私から「お前、将来ヨシモトやな〜」という、関西人にとって最大の賛辞をお贈りしよう。
そしてあなたは「僕の名前は鈴木(仮)なのに…、ヨシモトじゃないのに…」という絶望の渕に立たされることに、私は気づいていない。

さて、仕事するか。