ちょっとイイ話

昨日、イマドキでない女子大生が、男子トイレの前でうじうじしてた。そのとき僕ははそのトイレに向かっていて、「なんだぁ?こいつは??」と思ってしまって、一瞬、5メートル手前で立ち止まってしまった。すると、その女子大生は一歩男子トイレに踏み込んだかと思うと、すぐに戻って、そのまま去っていってしまった。
この、一見なぞの行動は、すごく奥が深いのだ。

  • じつは、彼女は幼い頃から「男用便器」を見てみたかった。
  • じつは、彼女の好きな人が男子トイレから出てくるのを待っていた。
  • じつは、彼女は「彼女」ではなく「彼」だった。

とか、そんな失礼な話ではない。
彼女は、「エコロジスト」なのだ。
点けっぱなしになっている男子トイレの蛍光灯を消した。ただそれだけ。
きっと彼女は、以前からそれが気になっていたのだろう。そして、そのとき、勇気を振り絞って、男子トイレの入口にある照明スイッチへと立ち向かった。そして、ことをやり遂げた。その彼女の勇気は、2つあったスイッチのひとつしかオフにできなかったことからも伺える。
そして僕は、暗くなったままのトイレで、便器に向かった…。そして、いつも以上に「すっきり」した気持ちで、暗いままのトイレを後にした。
#年をとると、残尿感が・・・。<ぉぃ